ホーム > 蒲鉾ができるまで
萩・下関の市場から仕入れている厳選されたエソ等から頭、内臓等を丁寧に取り除きます。その後、鱗、皮、骨などを取り除きます。
蒲鉾の品質は原魚の鮮度が最も重要です。
水で十分に晒す事により、臭いや脂質、血などを取り除きます。
ここで最も大事な事は、『水溶性タンパク質』を取り除くという事です。
これによって、出来上がり後の色、弾力等に影響が出てしまうので、非常に重要な工程となります。
その後ミンチにかけ、身に残った鱗や骨を取り除きます。
塩等を加え、擂潰機(らいかいき)と呼ばれる臼で潰していきます。
この工程により、更に弾力が生まれる等、仕上がりが良くなります。
魚肉を、成形機で蒲鉾型に板につけていきます。
通常は下火40分、上火5分で焼き上げます。
関西等の表面に焦げ目の付いたものとの違いから、『白焼き蒲鉾』とも呼ばれています。
百有余年の歴史を持つ矢次の蒲鉾の出来上がりです。
天然の旨味だけでつくりあげた萩名産。本物の味を是非ご賞味ください。